DCコミックスとマーベル・コミックの違いとは?!
アメリカ2大コミック出版社があって、各々の出版社のヒーローに特徴があります
町山智浩の『アメリカの”いま”を知るTV』で、アメコミについて放送していました。
DCコミックスとマーベル・コミックの、2大コミック出版社があります。
何気なく見ていたアメコミですが、色々と奥が深いのだなと興味深く見させてもらいました。
DCコミックスのヒーローは、顔が四角く、超人的。
マーベル・コミックのヒーローは、顔は丸く、オタク。
なるほど・なるほど、そういえば本当にそうですね!
スーパーマンを書いた人達は、ユダヤ系の移民の人達で、神話を元にしようとした。
スーパーマンの本名はカル=エル(元々いた星で呼ばれていた)。
カル=エルとはヘブライ語。エルは、ヘブライ語で”神”という意味。
地球では、クラーク・ケントとWASPの名前を名乗っている。
WASPとは、(ワスプ)とは、「ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント」の頭文字をとった略称。白人エリート支配層の保守派を指す造語。
DCコミックスは神話。マーベル・コミックは民話。
ふむふむ、そういう風な感じが分かる気がします。
マーベル・コミック編集委員のスタン・リー。彼の世界観でマーベル・コミックは書かれている。
『スパイダーマン』は、スタン・リーの少年時代の様子が描かれている。
スタン・リーの本名は、スタンリー・マーティン・リーバーと言って、完全にユダヤ系の名前。
ユダヤ系の人達は名前をWASP系にしなければ、出版社などで仕事ができなかった。
ユダヤ系の人達は、どの国に行っても、苦労が絶えなかったのですね。
『X-メン』の主人公は2人いて、どちらもユダヤ人!プロフェッサーXとマグニート。
穏健派のプロフェッサーX、過激派のマグニート。
60年代に『X-メン』が当たった理由として、黒人の人権運動があったからだそうです。
穏健派のキング牧師は、非暴力主義で南部の黒人の人権を確立する運動をしていて、一方の過激派はマルコムX。
黒人2人の運動家が対立している状況をそのまま『X-メン』で表した。
アメコミは、当時の歴史状況を映していて面白い。
そして、アメコミは現実も予言していたそうです。
スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーは、巨大企業の経営者。金と名誉と権力を手に入れるためならなんでもやる。大統領にまでなってしまった。
何十年も前にトランプが大統領になることを予言していたみたいです。
そういう風に見ていくと、色々な見方ができて面白いですね〜
自分的には、ロバートダウニーJrが好きなので、『アイアンマン』は、よく見ます。
25日に公開された『ワンダーウーマン』も面白そうです。女性だけの島のプリンセスが、いかにしてワンダーウーマンになったのかが描かれているようです。。