大杉漣さん最後の主演作『教誨師』が10月6日より公開されるそうです
大杉蓮さんが今年2月に急死したなんて嘘のようです…
朝刊で『教誨師』試写会のお知らせが載っていて、大杉漣さんの最初のプロデュース作品であり、最後の主演作という映画があったのだなということを知りました。
嬉しい気持ちと悲しい気持ちが半々のとても不雑な気持ちが降り混ざり、大杉漣さんの写真をジーーーっと凝視していました。
本当に、もうこの世にいないのかな?
もしかしたら、この世のどこかで生きていて、世間の様子を見ているかもしれないななんて不思議な気持ちになりました。
もしかしたら、突然、サプライズで、初日の舞台挨拶に登場しちゃうんじゃないかななんて。。。
お茶目な大杉漣さんならやりそうだななんて。。。
まだ未だに、日曜日の番組表で『大杉漣の蓮ぽ』やっているかななんて探している自分がいます。
映画『教誨師』を普通に見れるかどうか今から心配ですが。。。
教誨師とは、受刑者の心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導く人。
刑務所や少年院等の矯正施設において、被収容者の宗教上の希望に応じ、所属する宗教・宗派の教義に基づいた宗教教誨活動(宗教行事、礼拝、面接、講話等)を行う民間の篤志の宗教家である。
平成29年末現在の矯正施設における教誨師の人数は約2,000名であり、そのうち仏教系が約66パーセント、キリスト教系が約14パーセント、神道系が約11パーセント、諸教が約8パーセントとなっている。
サブタイトルでも、
「なぜ、生きるのか。”死”の側からとらえた強烈な”生”の物語」
「死刑囚6人との対話が始まる。」
と、なっていて、とても重い内容であることは分かります。
「死刑囚6人との対話が始まる。」というところで、すぐにオウムの死刑囚のことが頭に浮かびました。
大杉蓮さんは、7月にオウムの死刑囚たちの死刑執行がされることを予言していたのかもなんて色々と考えてしまいました。
バイプレイヤーズのお仲間、光石研さんもヤクザの組長役で出演されています。
何気に気になり好きかもの古舘寛治さんは、無言を貫き、問いかけに一切応えようとしない役ということで、どんな映画になっているのか、気になっているところです。