『La Tenda Rossa (ラ・テンダロッサ) 』横浜・馬車道のイタリアンレストラン
食べるもの・人気のお店などに疎いので連れて行ってくれないと知らないままなんです
知人が連れて行ってくれたイタリアンレストラン。
人気店ということで、予約をしないと席が取れないほどだそうです。
「ドレスコードはないので安心してね」なんてメールが届き、一瞬なんのことか分からなかったんですけど、そういうメールが来るということは、ちょっとは服装に気を使わなくちゃいけない雰囲気のお店なのではないかと、出かける前に洋服をどうしようかと悩んでしまいましたよ。
まっ、結局、いつもと同じようなブラウス&スカートという格好になっちゃったんですけどね。
季節の変わり目の今の時期は、毎日 どんな服装にしようかと悩んでしまっています。
みなとみらい線の馬車道の駅に着き、
お店も駅から歩いて5分くらいの場所で、分かりやすいところでもあり、なんとか迷わずに着いたという訳です。
『La Tenda Rossa (ラ・テンダロッサ) 』、オープンテラスのある小洒落たお店でした。
待ち合わせ時間より早めに着いてしまい、お店の前をウロウロ。
オープンに開かれた店内には、お洒落をしたマダムたちが見えます。
サングラスを頭にかけている いかにもというマダムも座っています。
「わあ、こういう小洒落たお店は苦手なんだよな〜」と、心の声がつぶやいています。
知人は、もう席に着いているのだろうかと、開放されたお店の中を外から ちょっとキョロキョロしている姿をすぐさま店員さんが感知してくれて、
「ご予約のお客様でしょうか」と。
素晴らしいと思いました。
忙しい時間帯なのに、キョロキョロしているお客だかなんだか分からない人にでも、満面の笑みでの対応には感服致しました。
そういう小洒落たお店だと、初めて見るような、なんだかよく分からないお客には、店員のほうが上から目線というお店が多いなか、
気取りがないけれども、対応がちゃんとしていて、清潔感漂う紳士という店員さんばかりで、とても居心地のよい雰囲気でリラックスしてお料理をいただけそうで安心した次第です。
「どうぞ、どうぞ、おかけになってお待ちくださいませ」
清潔感漂う紳士に言われると、なんともいえない幸福感に包まれます。
こういう雰囲気がマダムたちを虜にしている一因もあるのかもしれませんね。
お料理もマダムたちが虜になっていること間違いなしの美味しさでした。
イタリアのトスカーナで修行したシェフのケンゾーこと西沢健三さんのお料理。
素敵な清潔感漂う紳士は、2016年第10回イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクールで優勝された矢野航さんだったのです。
イタリア大使館より『日本におけるイタリアワイン大使』の称号を授与されています。
ピザを担当されている山本寛之さんは、イタリアのナポリ、アマルフィ、ローマのピッツェリアにて修行。
ローマで開催されているピッツァワールドカップにて2度に渡り優勝されているそうです。
「あ〜ぁ、ピッツァもオーダーすれば良かったな〜」
その他の店員さんも清潔感漂う紳士揃い。
前菜も凝っていて、少量多種の盛り合わせで、一皿で大満足でした。
カルパッチョ、生ハム、レバーのパテ、湯河原のレモンも添えられていました。
『牡蠣のパスタ』の牡蠣がふっくらしていて味がしみていて、とても美味しゅうございました。
感動したのは、知人と違う種類の『海老のパスタ』を頼んだら、普通なら2つのパスタが同時に運ばれてきて、小皿で取り分けて食べますが、
『La Tenda Rossa (ラ・テンダロッサ) 』では、1つのパスタの半分の量をお皿に盛ってくれて、一皿が食べ終わったら、もう一皿を持ってきてくれたのです。
なんと素晴らしい気遣いなのでしょう。
お互いにパスタを取り分けずに済み、お互いに気を使うことをしなくて済み、お料理も冷めずに、出来上がったばかりの温かいパスタを2種類楽しめるなんて、本当に素晴らしいサービスです。
そういう心配りができるお店。
なかなか無いのではないでしょうか。
口コミでも、「人気店だ」とか、「間違いなし」というコメントがあるのが納得できます。
道に面している席だったので、道行く人と目がバシバシ合いましたけど、お料理の美味しさとおしゃべりに夢中になり、あまり気にならなかったのが不思議です。
いつもなら、そのような席は落ち着かなくて嫌なんですけどね。
店内を見渡したら、一番最後にお店を出ることに。。。
もう誰もお客さんがいませんでしたよ。トホホ
それだけ、リラックスして おしゃべりに花が咲いたということなんでしょう。
いつもと違った時間を過ごすことができて、知人に感謝致します。
★Praying for Time★