東日本大震災から9年…3月11日は厳粛な気持ちとなる日であります
今年はコロナウイルスの影響により追悼式の開催は取りやめになりました…
国民の皆様へと安倍総理から、
この震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、3月11日の午後2時46分に1分間の黙とうを捧げ、御冥福をお祈りしたいと考えております。国民の皆様におかれましても、これに合わせて、それぞれの場所において黙とうを捧げられますよう、お願いいたします。
9年前のあの日を思い返すと、空が急激に暗くなって、まさに暗雲立ち込めるという表現が合っている感じになり、いつもの地震かなと思いきや、凄い揺れになっていき「これは、もはや この世の終わりか…」と、身体が固まりました。
存命だった愛犬は、その大きな揺れにも吠えることなく、私の腕に抱かれながら 目を”ジッと”見つめて守ってくれたのです。
愛犬がいてくれるだけで、どんなに心強かったことでしょう。。。
次女が、頑張って歩いて学校から帰ってきたのが暗くなる前くらい。
よくぞ帰ってきたと、抱き合いながら泣いたものです。
テレビをつければ、民間企業のCMに代わり仁科亜季子さん母娘のACジャパンの「乳がん・子宮頚がんの啓発・検診を促進するCM」がずっと流れていたのを思い出します。
仁科亜季子さん母娘には大変申し訳ないんですけど、あのCMを見ると、とても暗い気持ちになりましたね。
これから一体どうなってしまうんだろうかと不安な気持ちが大きくなったものです。
いつも当たり前に見ていたCMが流れなくなる恐怖を味わいました。
あれから9年。
今また、日本では新型コロナウイルスの影響で見えない恐怖にさらされています。
ニュースでは、「今も福島県の住民を中心に4万8000人近くが避難生活を余儀なくされています。」と流れており、現実をあまりにも知らないのだなと自分が恥ずかしくなりました。。。
また、災害公営住宅の入居者で孤独死した方が少なくとも242人いることも新聞で知りました。
10日現在、警察庁の調べでは、東日本大震災死者が1万5,899人、行方不明2,529人。
『3.11~あの日、何が起きていたのか~NHK東日本大震災』という東日本大震災アーカイブスでは、あの日に起きたことが分刻みで記録されており、改めて津波が押し寄せてくる様に恐怖を覚えました。
もう9年経ってしまったのか。。。
まだ9年しか経っていないのか。。。
映像を見ていると不思議な気持ちになっていきます。
昨日、どこかの番組のコメンテーターが、「3月10日は東京大空襲の日であり、明日は東日本大震災が起きた日だというのに、どこの番組もコロナウイルスのことばかり。。。」と漏らしていましたっけ。
このように、原爆が落とされ戦争に負けた日本のことも風化されないようにしていってほしいものです。
午後2時46分、黙とうを捧げたいと思います…