映画『日本沈没』1973年公開作品を今改めて見ると現実になってしまうのではと恐ろしくなりました…

富士山噴火・地震・津波と目を覆いたくなる場面が多くて、日本が沈みゆく場面には「もしかしたら近い将来…」と寒気がしました。。。

8月10日にBSプレミアムで放送された『日本沈没』1973年公開作品。

これは見なくてはと録画をしておいて、今改めて見てみると、「これは、現実に起こってしまうのではないか??」と恐ろしくて、恐ろしくて見ていられませんでした。

噴火・地震・津波の場面が映るたび、「うわあーーーー、ぎゃあーーーー」と叫びまくっていた自分がいました。

1973年公開された当時は、小学生だったこともあり、ただただ怖いで、小松左京さんの作品が映画化されたという印象が強く、男子なんぞは、ふざけて『日本沈◯コ』なんて言ってましたっけ。

アトランティスみたいに本当に日本列島が沈没しちゃったらどうしようというのは、なんとなくはありました。

『私が見た未来』(ほんとにあった怖い話コミックス)で、たつき諒先生が見たという「富士山の噴火」「横浜に大津波が襲来する」という予知夢。

このことを知ってから見た『日本沈没』は、現実に起こることを見てせくれているようにしか思えなくて。。。

詳しいことは分かりませんが、南海トラフとか相模トラフとかプレートがなんとかだとかで近い将来、大きな地震が起きるかもしれない確率が高いわけですしね。
大きな地震が起こる前に異臭が確認されていて、7月中旬も横須賀方面で異臭騒ぎが起きていますし。

富士山噴火、地震、地割れ、津波・・・


地震が起きた時、関東大震災の教訓から「火を出さないように」と言っていたのも虚しく津波が襲ってきて助からなかったという場面があり、自分の身を守る術はそのときの運しかないのだなと見ていて感じました。

田所博士役の小林桂樹さんの言葉に涙。。。

「私は日本と心中です。日本人は民族としては若い。4つの島でぬくぬくと育てられてきたまだ子供だ。外へ出ていって喧嘩をしてひどい目に遭っても4つの島へ逃げ込み、母親の懐へ鼻を突っ込みさえすればよかった。
しかしこれから、その帰るべき国がなく、海千山千の世界の人間のなかで・・・。
わしは、わしは日本が好きだった。これからも日本人を信じたい。」

感動しました。
自分のことを一瞬 日本人であることを忘れがちですけど、こんなに素晴らしい国は地球上どこを探してもどこにもありません。

小松左京さんもヒッチコック監督のように、チラッと映っていましたあ。

それと、国連の事務総長(?)役の人が、なんとなくWHOのテドロス事務局長に雰囲気が似ていたのは驚き!

画像元:jiji.com テドロス事務局長

なぜ今、映画『日本沈没』や Netflix (ネットフリックス)で『日本沈没2020』を放送するのだろうか?ということなんです。
最悪の事態のためのイメージを持っていてもらおうということなのかと考えてしまうのは自分だけでしょうか??

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