映画『犬鳴村』を見てみました…禁足地へ足を踏み入れるのは良くないことですね…
公開された当初から氣にはなっていたんですけど、劇場で見る勇気がなく、今頃になってようやく見てみたのです…
先週、WOWOWで放送されたのを録画をして『犬鳴村』を見てみました。
実在する旧犬鳴トンネルが舞台とあって、とても氣になっていました!
なぜ氣になっていたかというと、旧犬鳴トンネルは心霊スポットでもあるからです。
地図に載っていない村、そして、旧犬鳴トンネルの入口は完全に封鎖しないため、不自然に上部を空けてブロック石が積まれていますし。。。
この写真を見ただけで、寒気がしたんですよね。
冒頭シーンが怖すぎて、やっぱ劇場で見なくて良かったなと思えましたよ。
「禁足地へは足を踏み入れてはいけない」
「霊を刺激してはいけない」
ということです。
若いカップルが面白半分にトンネルを抜けて、村に入ってしまったからですよ。
「もお、全くぅぅ〜」と、プンプン怒っていましたけど。。。
でも、そうしないと話にならないんでね。
【この先、日本国憲法つうじません】
この看板も怖いですよおお
何があっても責任は持てませんみたいな感じですしね。
村民を陥れた電力会社の末裔と、犬鳴村の末裔が結婚しているっていうのも、どうしてこうなっちゃうのかな??と。
そういう怨念や因縁というのは、末裔にはなんも関係無いのに、孫の代までずっと呪ってやるとかホントやめて欲しいんですよね。
見ていて、とても辛くなって来ちゃいましたよん。
そういう因縁がある家とは知らずに、皆んな生まれてきている訳ですから。
自分の先祖は大丈夫だろうか?なんて、色々と考えちゃいましたし。
そして、母親の子どもに対する愛情というか、怨念がからまっているとものスゴい執着って恐ろしいものだなと怖くなりましたね。
ダムを造るために犬鳴村の人たちに取り入りお金儲けをした欲深さ。
恋人や生まれてきた子どもへの執着の強さ。
まさしく、煩悩の塊が源となって現世で生きている人たちにも影響を及ぼしている。。。
そんな風に見えちゃったのです。
一番いけないのは、人を騙すことです。
その怒りはなかなか消えないことでしょう。
そういう怨念が渦巻いている禁足地に、遊び半分で足を踏み入れてはいけないということ。
『犬鳴村』を見て、そう肝に銘じました。
清水崇監督の次回作は『樹海村』だそうです。
来年(2021年)公開予定。
いやいや、こちらも、とても氣になる題名ですけど劇場では見れそうもないので、首を長くして待ちたいと思います。