【山頂お池めぐり】も出来て嬉しかったんですが、下山が大変なことになってしまい、今こうしているだけでも有り難い気持ちでいっぱいです…

あとは下るだけという甘い気持ちがあったのがいけなかったのかもしれません…

ご来光を拝ませて頂いたあとに、希望者は【山頂お池めぐり】をすることが出来ました。
せっかく山頂まで来たのですから、これは参加するべきでしょうと、下山のことも考えず、、、
実はなにも考えておらず、ただただお池を見たい気持ちでいっぱいで参加したんですね…

早朝起きた時も筋肉痛は無く、山頂に登った際も足の状態は良かったので。。。

【山頂お池めぐり】では、素晴らしい自然の産物を見させて頂き、感動・感動・大感動！！！
池の上の雪渓を歩くことも出来ました！

山の斜面の残雪がハートの形に見えたのが印象的でした！
この世界は愛で出来ている・・・そんな気持ちにさせて頂きました〜(*^^*)

そして、白山を開山したという修験道の僧泰澄が池のそばで瞑想をしていたら、龍神様が現れたという池を見ていたらば、お仲間が「あっ」と言うではないですかっ。
水面を見てみると、明らかに何かが泳いでいる様子が分かったのです。。。
二人で目を合わせて、「龍神様が来て下さったねぇ〜」って。。。
神秘的すぎて神々しかったです！

山の上にあった岩が顔に見えちゃったんですよねぇ〜

【山頂お池めぐり】のことをブログに書いていたら、やっぱり参加させてもらって良かったなと改めて思いました。。。

でもでも、苦しい、胸が締め付けられるような記憶も戻ってきちゃいましたよお。。。

トイレを優先しちゃって、準備運動もしないままの下山となってしまいました…

心の中でも、「もう下るだけ。。。」という甘い考えがあったからでしょう。。。
初めて使う重いザック、そして、トレッキングポールのこともあったでしょう。。。
下山のとき、どのようにトレッキングポールを使うかも分からずの状態だったこともあるでしょう。。。

ああ、今こうして、あの時の状態を書いていても辛いです。。。

途中から、転ぶようになってしまって。。。
ザラザラの土の箇所で、ズルっと滑ってしまい尻もちをついちゃって、立ち上がるのが大変でした。
1度あることは2度あるで、2度あることは3度あるで、、、
3度目は、ズルっと滑って転んで尻もちをついたところが岩で、腰を打ってしまったのです…(T_T)
腰が痛いのと、立ち上がる筋力が無くなってきているのと、また転ぶんじゃないかと恐怖で大きな岩が怖くてなかなか下れない状況になってしまったのです。
見かねたガイドさんたちが私の荷物を分散して持ってくださったんですけど、足取りは重く。。。
お仲間たちと、距離ができ始め。。。バスが出発する定刻時間にも間に合わなくなりそうになり、ガイドさんの励ましの言葉に助けられて、なんとか、なんとかバスに乗ることが出来たのです…(T_T)
バスに戻った時、ツアーの皆んなが拍手で迎えてくれたときは泣けました。。。

だいぶ待たせてしまって、本当に申し訳なかったと思います。
バスに戻った時は呆然としていて、なにも言えず終い。。。
下山に時間がかかりそうだと【お池めぐり】をせずに先に下山した方々には、本当に申し訳なくて。。。
なにも謝罪もすることもできず、悪かったと思っています。

今、思い返すだけで、身体が震えます…
本当に辛かったぁ〜
本当に無理だと思ったから。。。

菊理媛神様に、「山を甘く見てはいけませんよ… 人生まだまだ修業」と教えていただたように思います。

このまま楽に下山できていたとしたら、登山の大変さが分からないと教えてくださったのでしょう、きっと。