ドラマ『ありがとう』第2シリーズが昨日終わってしまいました…

水前寺清子さんと山岡久乃さんの名物親子ドラマの再放送が楽しみでした〜

 

第2シリーズは看護婦編ということで、1972年1月27日〜1973年1月18日に放送されていました。全52回。
BS12トゥエルビで再放送されていましたが、昨日の8月20日に最終回を迎えてしまいました。

昭和にどっぷりとタイムスリップする感じで、いつも楽しみに見ていました。
リアルタイムで放送していた時は小学生で、なんとなく印象に残っているくらいで、ちゃんとした記憶はなく、山岡久乃さんが「あ〜らよっと」と、娘の水前寺清子さんを起こす時にいう掛け声が印象に残っています。

この歳になって見ると、山岡久乃さんの演じる母親の気持ちがよく理解できて、時の流れとはなんとも不思議なものだなと感慨深くなります。

小学生の時、50代のおばさんになってから『ありがとう』のドラマをじっくり見るとは思いもよらなかったはずですし…

結婚が決まった大空真弓さん(日下(旧姓:相沢)希)と宗方勝巳さん(日下新一)のセリフが良かったです。

大空真弓さん(日下希):幸せって自分一人のものじゃないのね。
1つの幸せをどっかで何人かが支えていてくれてる。
私の幸せは、弟や妹やあなたのご両親が支えてくださっているのね。

宗方勝巳さん(日下新一):いつか僕たちも支えるんだよ。万希男くん桃ちゃんたちの幸せを。
それが、ありがとうってことじゃないのかな。

大空真弓さん(日下希):それが、ありがとうってこと。。。

人間、一人では生きていけない生き物。
お互いに支え合って、それが、ありがとうということ。

水前寺清子さん(十新新):お母ちゃん、元気でね。時々電話するからね。

山岡久乃さん(古山友):電話代がもったいないよ。

水前寺清子さん(十新新):いいよ。その分節約するからさ。

山岡久乃さん(古山友):なんかあったら、お母ちゃんのほうから電話かけるよ。

水前寺清子さん(十新新):今までさ、娘のために生きてきたんだからね。今度は自分のために生きなよ。年取ったら、また一緒に住もうね。迎えに行くよ。

山岡久乃さん(古山友):どうかね。

水前寺清子さん(十新新):行くよ。

山岡久乃さん(古山友):当てにしてないよ。。。
当てにしてないっていうのはね、お母ちゃんのありがとうさ。

2人の掛け合いを聞いていて、胸が詰まりました。

お母ちゃんの嬉しさが伝わってきました。
ありがとうと言うのが照れくさいというのが分かる気がします。

 

今となっては、
「一人ぽつねん 寝るのが商売」???
(自分の中でハマっている決まり文句なんです。)

と、なっている状態なので、山岡久乃さん(古山友)の気持ちがヒシヒシと分かります。
あの”日本のお母さん”と呼ばれた山岡久乃さんが演じていたお母さんと同じ年代になってしまったのだと改めて 自分の年齢に愕然とした次第です。

懐かしい昭和の顔ぶれ。。。
児玉清さん、乙羽信子さん、河内桃子さんなどなど。

  

山本學さん、素敵でした〜

佐良直美さん、長山藍子さん、井上順さん、沢田雅美さん、上村香子さんなどなど。

    

最終回は悲しいですけれど、またの機会を楽しみにしています。

8月27日(月)からは、堺正章さん主演の『天皇の料理番』が始まるそうです。