映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』小川淳也議員を17年間追ったドキュメンタリー
フジテレビ『ザ・ノンフィクション』のディレクターを努めていた大島新監督作品というのも氣になりますが。。。
大島新とキーボードを打ったら、そうだったのかと納得の名前が表れました。
そうなのね、大島新監督は、なんと!! 大島渚監督の息子さん(次男)だったのです。
長男の大島武氏も東京工芸大学の芸術学部の教授ということで、
蛙の子は蛙なんですね。。。
ちょっと前まで、日曜14時に氣がつけば『ザ・ノンフィクション』を見ていましたが、ここ最近は とんと見る氣にならない状態だったんですね。
が、2月20日の『アメトーーク!』で、”ザ・ノンフィクション大好き芸人”が放送されてから、もう一度見てみようかなと録画をして見ていますけど、やっぱりちょっと暗い気持ちになってしまうのが玉にキズで、先週放送された”家族のカタチ ~ふたりのお母さんがいる家~”は、ホント嫌な気分になってすぐに消去しちゃいましたけど。。。
5月10,17日に放送された”花子と先生の18年 ~人生を変えた犬~”では、感動をいただき、こういう獣医師さんが増えてくれたら、人間と動物同士が住みやすい世の中になるのになと考えさせられました。
ドキュメンタリーは、人間自体、そして人間の生き様が題材ですから、その生き様によって見たい人と見たくない人が出てくるのは仕方のないことですよね。
受け手によっても、見たい人と見たくない人が分かれると思いますし。
なので、今のところ 毎週予約を解除できずにいる状態なんです。
『ザ・ノンフィクション』のディレクターをされていた大島新監督が一人の人間を17年間追い求めた作品である『なぜ君は総理大臣になれないのか』。
小川淳也衆議院議員を追い求めた理由とは??
氣になるところですけれども。
映画のHPには、このように書かれていました。
私が小川淳也と初めて出会ったのは、2003年10月10日、衆議院解散の日。小川は、私の妻と高校で同学年。妻から「高校で一緒だった小川くんが、家族の猛反対を押し切って出馬するらしい」と聞いて興味を持ち、カメラを持って高松を訪れたのだった。初めは興味本位だったが、およそ1カ月間取材をするうちに、「社会を良くしたい」と真っすぐに語る小川の無私な姿勢と、理想の政策を伝える説明能力の高さに触れ、私は「こういう人に政治を任せたい」と思うようになった。
そして、締めくくりの言葉として、
これは、⻑期にわたって見つめた一人の政治家の苦闘と挫折のドキュメンタリーである。
私は、その記録を映画として発表することによって、日本の政治の一断面を社会に問いたい。
思い返すと、2009年に政権交代し、いい方向に世の中が進んでいくといいなと思っていた矢先に、2011年東日本大震災により民主党政権では危ういというイメージとなって、2012年の総選挙で安倍政権が誕生したのだったな。
そういう世の流れの中で、苦闘と挫折を繰り返していた小川淳也議員のドキュメンタリーかあ。
そうなんだよな、政党で判断してしまうと弱いけれど、一人の人間としてみると一生懸命にやってくれている議員さんも沢山いるんだよな。
そういうところが、本当に残念だと感じています。
【法政大学教授の上西充子さんのコメント】
小川淳也議員へのダメ出しのようなタイトルだが、見終わって気づく。
問われているのは、有権者である私たちなのだと。
東京を皮切りに順次全国で公開されるそうです。
まずは、6月13日(土)から、ポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町で公開されるのかあ。