伝説的カルトアニメ『ファンタスティック・プラネット』を観てきました〜
久しぶりに降り立った渋谷は日曜日ということもあってか、コロナ禍においても混雑しておりました〜
スクランブル交差点を久しぶりに渡り、ビートたけしの氣になる【DMM.make】の広告を間近に見て、手で6を表し、目の上に置いていると、どうしてもイルミナティのハンドサインにしか思えないのは私だけでしょうか？！
なんか、恐ろしく見えてしまうのですが・・・
初めて行った【渋谷HUMAXシネマ】、なかなか良い映画館ではありませんか〜
居心地の良い雰囲気！！
売店のスペースには『ファンタスティック・プラネット』のコーナーが出来ていて、不思議な空間が出来上がっていました！
『ファンタスティック・プラネット』のグッズや都市ボーイズのグッズも売っていました！
買おうかどうしようかと悩んだ末、今回は見送ることに・・・
でもでも、グッズを買うと、トークショー後のサイン会に参加出来たみたいなんですけどね。。。トホホ
劇場はソーシャルディスタンスが保たれていて、快適に映画を観ることができ満足度100％！
『ファンタスティック・プラネット』、いよいよ始まりましたあ〜
まず 第一印象が、なんと言っても不思議の一言で、あと、なんと言い表したらいいのか分からないんですけど、「う〜ん、気持ち悪いなあ」でした。
気持ち悪いと感じたのは、音と映像の影響もあるかもしれません。
自分的に耳障りな周波数だったのでしょう。
その耳障りな音が急に大きくなったり、映像で赤・青・黄色がグルグルしたので。
『進撃の巨人』を思わせるような、巨大なドラーグ族と小さな人類のオム族が住んでいる惑星イガムでの話。
画像元：leblogdegeek.eklablog.fr
ドラーグ族がオム族をペットのように扱っているのが、『猿の惑星』と、ちょっと似通って見えちゃいました。
ドラーグ族、オム族の女性全員が胸が出ていたのも ちょっとした違和感。
観ていくうちに、芸術性が高く、デザインの質が良すぎるなあと、そちらに目が行くようになっていました。
素晴らしいの一言。
あと、アニメーションの動きがとてもスムーズで、とても40年以上前の作品（1973年）とは思えませんでした。
宮崎駿監督も影響を受けた作品だと言うのが分かるような氣がしましたね。
惑星イガムの建物や動物、植物、そして、機械や武器などなど、「ああいうものが、どうやって頭の中に浮かんで来たのだろう？」と、その発想力の高さにも驚いてしまったんですね。
ホント、不思議なものばかりでした。
もしかしたら実際に、どこかの惑星で見ているのかもなんて思うほど。
ペットとして飼われていたオム族の子どもが、ドラーグ族の「学習機」を盗んで逃げて、隠れて暮らしていたオム族に助けられ、その盗んだ「学習機」を使い 皆で学習し知識をつけていく場面を見ていたら、「クババと同じじゃないか・・・」って、人間に知恵を与えたという【クババ】の存在が頭に浮かんでいました。
ドラーグ族が「オム族はどんどんと繁殖をし、汚い」と言い、絶滅計画が進められて行く場面でも、うわっ、もしかしたら、今の地球と同じじゃないのおと寒気がしちゃったんですよね。。。
都市ボーイズの早瀬さんが「この映画は人間の祖を描いたと言われていますが、もしかしたら、人間の未来が描かれているのかも・・・」と、映画が始まる前に言っていた意味が分かり、うなずいている自分がいました。
ドラーグ族とオム族の戦いが始まり、接戦となり、これではいけないと和平を結ぶこととなっていき、ドラーグ族が用意した星で住むことになったオム族。
その星の名前が【地球】と名付けられましたで終わるなんて、衝撃的すぎじゃあないですかあ。
寒気ブルブルでしたよおおおおお。
今この時代、火星移住計画もあることですし、まんざら映画の中での話だけでもないような、そんな氣がしてなりません。
頭にこびりついてしまった内容＆映像。
何度も言いますけど、1973年の作品とは、とても思えませんでした。
都市ボーイズの早瀬さんはDVDを持っていて、10回は見ているそうです。
スゴいなあ〜
都市ボーイズの岸本さんが「ドラーグ族とオム族では自分はどちらに感情移入しましたか？」と問われたとき、自分はどちらかなと考えたら、スゴく悩みましたけど、ドラーク族かなとなっていたのです。
人類であるオム族は、人間の嫌な部分（欲や権力）が出ていたからか、ドラーク族のほうがまだいいかなとなりました。
人間ってホント 醜く、強欲な生き物です。
フランスで初公開された日が1973年12月6日で、47年前と同じ日（12月6日）に見れたことは、なにか偶然ではなく必然であったような氣がしてならず、嬉しいことだと感慨深くなった次第です。
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