『三宝山神護院大福生寺（通称：大井聖天）』様に行ってきました

母の命日でお墓参りに行った帰りに、娘が寄ってみたいと言ったのでお参りさせて頂きました

11月27日は毎年いろいろな思いにかられ、いつの間にか涙がホロリとなってしまうんですよね…

今日もお墓参りを終え、娘が寄ってみたいという『三宝山神護院大福生寺』様に向かうため、国道15号を車で走っていたら、いろいろな思い出が蘇ってきちゃったのです…
梅屋敷駅を通過したとき、父が東邦医大に入院していた時に、隣のベッドにいたお兄さんが優しかったのを思い出し、リボンの生地で作った薄い緑色のバラをくれたのが嬉しかったんですよね。
ある日、お見舞いに行ったら、ベットにお兄さんがいませんでした…

「お兄さんはどこに行っちゃったの？」と、母に聞いたら、悲しそうな顔していたのだけを覚えています。
なんと答えたのかは、ショックだったからでしょうか記憶にありません。

父のお見舞いの帰りにお風呂やさんへ寄った際、おろしたばかりの可愛いバンビの絵が書いてあるピンク色の靴が無くなってしまったことが思い出されました…
大田体育館が見えて来ると、そういえば小さい頃祖母たちと北島三郎ショーを見に来たなとか、平和島が近づくと大きな温泉施設に来て楽しかったなとか、立会川では伯母家族が住んでいたなとか…
色んな思いが相まって悲しくなってしまい、ホロホロと涙が流れ、国道15号沿いはある意味自分の故郷なんだなと感じることが出来たのです。

「色んなことがあって今があるんだよ…」と、母が教えてくれたようにも感じました…

そんな想いを懐きつつ東大井にある『三宝山神護院大福生寺』様へ向かいました。

娘は、ご本尊様の『大聖歓喜天』様に手を合わせたかったそうで、導かれたことを喜んでいました。

寺院なのに、境内入り口に鳥居が立っていて、その形が『日枝神社』様と同じ山王鳥居だったのに驚きました…