タクシーの運転手さんから『こんにゃく閻魔』という交差点があることを聞きました!!!

6月30日、仕事帰りのタクシーで…

朝、仕事先に向かうタクシーから「この広い敷地はなんなんだろうか?」って見ていた場所を、帰りのタクシーの運転手さんが教えてくれたんですけど、なんと!東大の弥生キャンパスでした〜

『こんにゃく閻魔』っていう交差点があるの知ってますか?

なんなんですか?
閻魔ってことは、閻魔大王様が祀られているんですか?

そんな話になったんですけど、運転手さんも詳しくは知らないようで、とにかく交差点の名前が『こんにゃく閻魔』なんて不思議な名前ですよねって言いたかっただけのようでした。。。

帰ってから調べてみたら、『源覚寺』にお祀りされている『こんにゃく閻魔』が本当にありました!!!

こんにゃく閻魔の言い伝え

閻魔さまは、冥界にあって亡くなった人の生前の罪業を裁断する十王のうち、最も知られているひとりです。

源覚寺の閻魔さまの右目部分は割れて黄色く濁っています。

それにはこんな言い伝えがあります。

宝暦年代のころ(1751年〜1764年)、眼病を患った老婆が閻魔大王に21日間の祈願を行ったところ、夢の中に大王が現れ「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを貴方に差し上げよう」と言われたそうです。

満願の日に、老婆の目は治りました。

以来、大王の右目は盲目となりました。

老婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、それを供えつづけたということです。

このことから、源覚寺の閻魔さまは「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになり、眼病治癒の閻魔さまとして人々の信仰を集めています。

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