『パンとサーカス』小説家 島田雅彦さんの朝刊小説が楽しみです!!

7月31日より三社連合(東京、中日新聞、北海道新聞、西日本新聞)で新連載小説『パンとサーカス』が連載開始。

画像元:東京新聞

小説の内容を読んでみて、今現在の地球上での仕組みが描かれているのではないかと目を見張ってしまいました。

『パンとサーカス』とは、古代ローマの詩人ユウェナリスが愚民化政策をあてこすった言葉に由来する。
政治的関心を失った民衆には食糧(パン)と見世物(サーカスを)与え、盲目状態に置けば、支配は容易という考え。

全くその通りであり、世界の仕組みはそのようにできているなと最近特に感じるようになってたところだったので。。。

島田雅彦さんの連載小説では、J1とJ2に分断された日本での良心の革命が描かれるそうで、J1は、国を間接統治し、隷属させるアメリカ、その忠犬として自国民に犠牲を強いる政治家、富を独り占めする資産家、こぞって利権を貪るインサイダーの天国。
J2は、支配層のJ1に一方的に搾取されるアウトサイダーの地獄。

いやはや、今現在の日本の様子を描いてくれるのか。。。
これは楽しみじゃないですかあ。

独裁者も人である限り、必ず滅びる。
今日、立ち上がり、明日、彼らを追い出せば、明後日には新しい国が出現する。

すぐにバレる嘘で固めた現実の政治は出来の悪いファンタジーに過ぎない。

記事を読んでいて、大きく頷いている自分がいました。

J2の反乱、革命によってJ1を倒し、新しい国をつくることができるのか?!

楽しみじゃないですかあ!!

島田雅彦さんは こう語っています。
世界がどっちに転ぶかは誰にもわからないが、小説はしばしば現実を先取りする。私は3年前に『カタストロフ・マニア』でパンデミック(感染症の世界的大流行)と政府の無為無策を予見した。『パンとサーカス』では救世主の登場とその世直しの顛末を描く。現実はすぐに後追いしてくれるか?

挿絵を『コントラ・ムンディ』の画家6人が交代で担当するそうで、ユニット名は『パンとサーカス』の主人公たちがつくる秘密サークルの名称。ラテン語で「世界の敵」を意味する。

画像元:東京新聞

ユニットのロゴマークを見て、「あっ、目がある。秘密結社という感じだな」と思いましたね。

それもそのはずで、『コントラ・ムンディ』とは薔薇十字団の意味。

薔薇十字団のWikipediaを見たら、『薔薇十字の目に見えない学院』という写真が載っていて、これはジブリの『ハウルの動く城』じゃないかとすぐに思ったんですね。


真意はいかに??

 

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