映画『荒野にて』の試写会に青山にあるGAGA試写室まで行ってきました?
弱冠19歳のチャリー・プラマーの魅力にどっぷりと引き込まれていきました
なんとも表現しようもない そんな気持ちになる映画に めったにお目にかかることはない。
スクリーンに引き込まれいく、そんな表現ができる映画にはなかなか出会わないような気がする。
試写会でなければ、自らは映画館に足を運ばない作品だったであろう。
主人公チャリーを演じるチャリー・プラマー。
映画始まってすぐに、普通に走る、街を歩くように走る場面が映し出され、なんなんでしょう、もうその場面からチャリー・プラマーに惹かれていっていたのでしょう。
一頭の馬ピートに心を惹かれたチャリー。
唯一心を許せる存在になっていく。
現実があまりにも悲しく、辛いときにピートの元に逃げるように行ってしまう。
いつの間にか心のよりどころになっている。
そんな気持ちを自分と重ね合わせて見えるように、どんどんと映画に引き込まれていきました。
ピートの馬主であるデルの声と顔の感じはどこで聞いた、見た覚えがあるなと目を凝らしてみていたら、そうだ!、そうだ!、映画『ファーゴ』や『アルマゲドン』に出演していたスティーヴ・ブシェミだと分かったときの喜びは例えようのないものでした。
久しぶりに見るスティーヴ・ブシェミは以前とは雰囲気がだいぶ変わっていましたけど、『荒野にて』に出演していることが、なんとも言えずに嬉しかったのです。
ピートに自分のありったけの思いを淡々と語り続けるチャリー。
その気持ちにこたえてるように首をふるピート。
ポートランドからワイオミングを目指し、荒野を歩くチャリーとピート。
世界の中で自分たちだけ。
これからどうしたらいいんだろう。
1人ぼっちとは、天涯孤独とは、計り知れないもの。
改めて、自分に置き換えて、感謝しなくてはいけないと思わされました。
「約束するよ」
ピートを落ち着かせようとチャリーがつぶやく。
そして最後には、チャリーに「約束するよ」と言ってくれる心のよりどころが。
チャリー・プラマーに惹き込まれました。
第74回ヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。
他の作品もチェックしたくなりました。
これからの活躍が楽しみです?
『荒野にて』は4月12日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町で公開されます。
初めて入ったGAGA試写室、いい椅子で小じんまりとした空間で居心地抜群でした!