ロヒンギャの人々が過酷な状況なのを全然知りませんでした
同じ地球上で、凄まじいことが起きているんですね
新聞の記事を読んで、驚きと共に胸が張り裂ける思いがしました。
ミャンマーからバングラデシュに逃れてきたロヒンギャの人々が置かれている状況だ。この二ヶ月ほどで、五十万を超す人々が難民となった。見渡す限り広がるキャンプは、竹の骨組みにビニールシートをかけただけで、床もない。
「皆が皆、同じ表情なのです。不安を一切隠すことない顔。白目が大きいというか、ただ、ぼう然として…。どんな体験をすれば、あれほど多くの人がああいう顔をするのか」
襲撃され虐殺され、命からがら逃げてきたところでも飢餓や感染症などに苦しめられているなんて。。
「どんな体験をすれば、あれほど多くの人がああいう顔をするのか」と、このコメントを読んで、どれほどの過酷な状況なのかが伝わってきました。
襲撃はこんなふうに行われた。まずロヒンギャの住む村の上空に軍のヘリコプターが飛来し、上空から住居を目掛けて次々と手榴弾を投げ込む。爆発に驚いて家から飛び出てきた住民たちを、待ち構えていた地上部隊がライフルで狙い撃ちにする。動けない老人たちは家から引きずり出され、殴打された後に木に縛られる。そして、体の周りに灌木や枯れ草をまかれ、火を付けて焼き殺される。
Newsweek日本版
兵士たちも同じ人間なのに、なんでこんなに酷いことを平気でできるのか。。
戦争、紛争は、いつの時代もどこにおいても、人間のおぞましさが現れ、一気に吹き出して、なんとも恐ろしくおぞましい。。
生き地獄、地獄絵図のようになり、欲望の塊になる。
記事を読んでいて、映画のワンシーンのようだなと思いました。
「国境なき医師団日本」会長の加藤寛幸さんは、世界各地の過酷な現場で働いてきた。その加藤さんが「あれほどすさまじいとは…」と、語っています。
「感染症の予防など、今やらなくては手遅れになります」と、医療支援のための寄付を呼び掛けています。
国境なき医師団