空の巣症候群
ならないようにしなくちゃですが・・・
”空の巣症候群”とは、Wikipediaより
40代から50代の女性によく見られる抑うつ症状。 子育てが終わり、子供が家を巣立っていったあたりからこの症状が出てくることが多いためこのように呼ばれる。 燃え尽き症候群、五月病などとも似通ったもの。
3月26日に卒業式を終えて、1週間のうちに目まぐるしく転出届を出し、違う県で一人暮らしをすることになり、なんだか分からないうちに家には子供が誰もいなくなってしまいました。
一人暮らしになった娘は、本来は明日休みで、今晩帰ってくる予定だったのが変更になり、明日が出勤になり、今日が休みになったので、昨晩 急遽帰ってくることになったのです。
離れてから1週間も経っていないのに、顔を見るなり、走り寄り抱き合い、お互いに涙を流して再会を喜び合いました。
傍から見たら、なんて大げさなと馬鹿にされそうですが、本当にそんな心境になってしまうものなのです。
自分でも、こんなになってしまうとは思ってもいなかったのです。
もっと、サッパリとしていると思っていたのです。
なんともいえず、家がガラーーーンとシーーーンとして、もの寂しくなってしまいました。
いつもいるはずの娘がいないのが、こんなにも辛いなんて。
なので、今は旅行に行っているんだと自分に言い聞かせていますけれども。
やっぱり、虚しいものですね。
愛犬が亡くなった時も、家に帰りたくなくなったものです。
寂しい家に帰りたくなくなる症状がまた出たら大変です。
”空の巣症候群”にならないようにしないと。。。
なので、娘が帰ってくるとなると、
娘が好きな唐揚げとポテトサラダを作ったり、イチゴも買っておいたりして…
張り切って頑張っちゃうけど、旦那と自分の食事となると、「はぁ〜 なんだか やる気が起きなーい」となっちゃう。
夫が家を不在にしがちで、夫との信頼関係が十分に築けてなく、一人で育児に奮闘してきたという女性がこの症状に陥りやすい傾向にあるようですし。
「う〜〜〜む、これはヤバイかも」
もしかしたら、この間の肩こりや耳の具合が悪かったのも、”空の巣症候群”になりかかっているのかもしれません。
体に現れる不調は?
空の巣症候群により体に怒る不調は以下のようなものがあるようです。
・肩こり
・頭痛
・体の冷え
・食欲不振
・動悸
・吐き気
・手足の震え
・慢性的な疲労感
精神面に現れる不調は?
・抑うつ状態
・不安
・焦り
・イライラ
・孤独感
不安と孤独感はありますけど。
人間生まれてきた時も死ぬ時も一人。
子育てという素晴らしい時間を与えて頂けたことに感謝をしよう。
いつかはきっと来る子離れ。
時間を止めることはできない、仕方のないこと、時間は流れているのだから。
この間、知人と、
「旧姓よりも結婚してからの姓を名乗っているほうが長くなっちゃったよ」なんていう話になりました。
親たちも、きっと寂しい思いをしながら見送ってくれたんだなと感じました。
娘たちも、私と家で過ごした時間よりも 家を出てからの長い時間(人生)を歩まなくてはなりません。
いつか、ふと、「きっと寂しい思いをしながら見送ってくれたんだな」と感じてくれたらと思います。