憲法のお話を聞きに本牧・山手まで行ってきました
ピースリレーの大船観音で一緒に参加した方から教えてもらったイベントなんです
5月29日にも『横浜大空襲を語り継ぐつどい』を聞きに行った本牧・山手にある上野町教会まで今日は憲法のお話を聞きに行ってきました。
『本牧・山手九条の会結成13周年講演のつどい』と題して、東京大学名誉教授・9条地球憲章の会代表の堀尾輝久先生の講演会に参加してきました。
最初に、第九の替え歌の『羽ばたけ 憲法九条』を参加者みんなで合唱したのには、ちょっと驚きましたけど、一緒に歌っているうちに楽しくなってきちゃっている自分がいましたよ。。。
テーマは『9条の思想を世界に広めよう』ということで、いろいろと分からないことだらけで、初めて知ったばかりでした。
コスタリカは平和憲法を持っていること。
「軍隊のない国」で、日本のような自衛隊にあたるものも持っていないということです。そのような国があることを知りました。
映画で『コスタリカの奇跡』というのがあり、歴史の勉強にもなるそうで、ぜひ見てみたいです。
コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けられました。
マハティールのことも知りませんでした。
親日家のマレーシアの首相なんですね。
「日本の憲法を見習いたい。」と国連で話をしたということ。
ジョン・デューイ。
デューイの思想は国連憲章につながっている。
『レ・ミゼラブル』で有名なヴィクトル・ユーゴーは平和思想家だった。
子供の権利を最初に訴えたのはユーゴである。
幣原喜重郎。
憲法9条の発案者は当時の首相の幣原喜重郎であるということ。
戦争を世界中がしなくなるようになるには、戦争放棄をするということ。
靖国の人たちも9条を支えているのでは。
憲法と教育は密接であるということ。
と、印象に残ったこと、知らなかったことなどなどです。
『The Peace Book ピース・ブック』という絵本の翻訳もされたという堀尾輝久先生。
平和についてわかりやすく、可愛らしい絵で教えてくれます。
「平和ってなあに?」
「そこにキミがいることなんだよ」
素敵で単純だけど真っ当な心に染み入る言葉です。
最後に歌が趣味だという堀尾輝久先生の美声を聞かせていただきました。
『死んだ男の残したものは』など。
その歌も初めて聞きました。。。トホホ