朗読劇『遠き夏の日』の原作・脚本が あの方だとは。。。

今年(2019年)6月13日にお亡くなりになった石田信之さんの原作・脚本の作品なのですね

@TsumurayaYuki Twitter

この『遠き夏の日』は2010年から芝居を始め、朗読劇は今年で3年目を迎えます。

と、朗読劇で中原房枝役を演じる堀江聖夏さんのブログに書かれていました。

この「遠き夏の日」というのは終戦間際の鹿児島・万世を舞台に神風特攻隊員として陸軍万世飛行基地に配属された少年兵たちの出撃までの20日間を、
中原房枝と云う女工の目を通して語られたドラマです。

石田信之さんが『遠き夏の日』を通して伝えたかった想い。。。

これは私の想いですが、戦争はあってはならない。戦争体験を風化させないためにも戦争を知らない世代に語り継いで伝えていかなければいけない。
上のいいなりにならざるを得ない、戦いに行くことを決して拒否できない、そんなことがまた繰り返されてしまったらと思うと怖くて、怖くて仕方ありません。
父・主人・息子・兄・弟を戦地に送り出す家族の気持ちは想像しても想像しても悲しすぎて、想像を絶するものだったことでしょう。

石田信之さんといえば”ミラーマン”。
あの笑顔、カッコよくて幼き日のヒーローでした。
数多かったヒーローの中で石田信之さんのお顔だけは、ずっと忘れずに頭の中に焼き付いていたんです。
でも、お名前を石田太郎さんだと勘違いしていたおバカな私。【その時のブログ
ボケも進んでいるのか、”ミラーマン”の名前も なかなか出てこず、レインボーマンじゃなくて、キカイダーマンじゃなくて、スペクトルマンじゃなくて………..なんて。
それだけ あの時代はヒーローがたくさんいたんですね。

やっとの思いで 石田信之さんにたどり着いた時、癌の治療中ということを知りました。
若い頃のまんまの素敵な笑顔の石田信之さん。
いや、若い頃より一層素敵な笑顔の石田信之さん。
その お顔を見たとき、素晴らしい人生を歩まれているんだなとハッと感じたんですね。

画像元:俳優事務所アイコンティネンス

制作発表会で俳優の新藤栄作さんが石田信之さんの写真を大事に持っている姿に胸が熱くなり、次世代に引き継がれている様子を石田信之さんが天国から鏡(ミラー)のパワーで照らしているように思えました。

画像元:堀江聖夏ブログ

朗読劇 『遠き夏の日』

●2019/8/9(金)〜2019/8/10(土)
会場:グランフロント大阪 北館4F ナレッジシアター (大阪府)
【出演】川崎麻世 / 堀江聖夏 / 白河奈々未 / 新城琳 / 慶元まさ美 / 春やすこ / 日野美歌 / 新藤栄作 / 林弘文 / 渚あき / 他
第二部に日野美歌によるアコースティックライブあり。

●2019/9/20(金)〜2019/9/22(日)
会場:キンケロ・シアター (東京都)
【出演】川崎麻世 / 阿部祐二 / 宮地真緒 / 阿南萌花 / 円谷優希 / お宮の松 / 新城琳 / 森公平 / 内藤健治 / 小山梨奈 / 濱田英里 / 鶴巻星奈 / 白石彩妃 / 高槻実穂 / 新藤栄作 / 日野美歌 / 渚あき
第二部に日野美歌によるアコースティックライブあり。

えっ、東京の会場である『キンケロ・シアター』って、故愛川欽也さんが建てた劇場なんだっ。 知らなかった。
一瞬、この劇場はどんなところなんだろうと不安に思っちゃったもんで。
劇場名は、愛川欽也さんの「キンキン」、妻のうつみ宮土理さんの「ケロンパ」という夫婦のニックネームから取られているそうなんですね。

チケット、購入させていただきました!!
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