防災ヘリ墜落事故 9人全員死亡
新聞1面の写真を見ていたら、日航機墜落事故を思い出してしまいました
33年前の8月12日に起きた日航機墜落事故の現場とも近い群馬県で今回の墜落事故があったということで、驚きを隠せませんでした。
朝刊の見出しには、「2人死亡、7人の安否・容体不明」と書いてありましたが、最新のニュースで9人全員死亡と知りました。
今日が”山の日”ということもあったのでしょうか、11日に開通する群馬、長野、新潟の県境の稜線を結ぶ登山道「ぐんま県境稜線トレイル」の状況を上空から確かめるため、地元消防の依頼で、10日午前9時15分ごろに前橋市内のヘリポートを離陸したとのことです。
記事によると、防災ヘリは1997年に運用を開始し、総飛行時間は7千時間を超えていて、エンジン内の空気が逆流し、衝撃音がして出力が下がる不具合のため、今年の4〜6月に修理を実施したそうで、もしかしたら、不具合が生じてしまった可能性もあります。
現に、現場近くでは爆音を響かせて低空飛行する様子が目撃されています。
その様子を目撃した渋峠ホテルの専務は「5階建ての建物くらいの高さを飛んでいて、手が届きそうなほどだった。異常な爆音だった」と話しています。
33年前の8月12日は、友達と神戸に旅行に行っていて神奈川県の実家に帰る日でした。
自分たちは新幹線で帰りましたけど、ちょうど逆の方向ではありましたが、同じくらいの時間帯だったので、ニュースを知った時は、驚きを隠せませんでした。
そして、坂本九さんがその飛行機に乗っていたことにも驚きました。
引用:坂本九 Official Web site
坂本九さんは神奈川県川崎市出身ということもあり、京浜急行の川崎駅のメロディが『上を向いて歩こう』なんです。
そして、ヘリコプターにつり上げられて救出される川上慶子さん(当時12歳)の姿を思い出します。
乗客、乗員あわせて520名もの犠牲者を出した、悲惨な大事故でした。
単独機での事故としては、世界最多の犠牲者を出した日航機墜落事故。
国内の小型航空機事故による死者数は、
2012〜2014年は1〜2人だったのが、2015年は10人、2016年は8人、2017年は22人と、
増加傾向にあるようです。
悲惨な航空事故が起こらないようにと願うばかりです。