深夜4時近くの街並みを歩くことは今生ではもう滅多にないことでしょう。。。
なかなかできない経験をさせてもらい、今となってはあの時間は本当に存在したのだろうかと・・・
不思議な感覚。
現実として、あの時間はあったのだろうか?
どこか違う世界での出来事ではないだろうか。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を見たばかり、まだ興奮している状態だったからでしょうか。
こんな感覚になっているのは、街の中に人がいなかったこともあるからでしょう。
街を歩いていくうちに、ウィル・スミス主演の映画『アイ・アム・レジェンド』が頭の中に浮かんできました。
人が誰もいなくなったかの地球。
ウイルス感染により世界人口60億人のほとんどが絶滅していく中で生き残ったニューヨークでたった1人の生存者のウィル・スミス。
街に人がいないのもいいものだと思いましたけど、地球から人っ子1人誰もいなくなったとしたらと想像すると、ブルッと寒気に襲われましたけどね。
川崎の繁華街もガラーンとして誰もいません。
遠くのほうにチラホラと影が見えるくらい。
こんな風景は、なかなか見れるもんじゃないから貴重だなと。
歩を進めていくと、「ああ、ここなんだ〜」と焼肉ジンギスカン『つるや』を見つけました。
ここら辺かなと思ってずっと探していたんですけど、道路を挟んで反対側にあったのかぁ〜
人が全然いないと、看板が目立って分かりやすくなっていましたぁ〜
そういえば、このお店を知ったのは『孤独のグルメ』のシーズン1で井之頭五郎さんが食べに行ったからなんです。
と、気にはなっているもののどこにあるのか分からず、食べには行っていませんが。
深夜の散歩でやっと場所が分かったなんて。。。?!
そんな不思議なこともあるものです。
以前、ブラ散歩をしたときに見かけた京急八丁畷駅近くにあった”松尾芭蕉の句碑”。
いやいやこれは深夜に見ると真っ暗で怖い。
写真も怖くて撮れない。
何かが一緒に写ってしまいそうで。
暗い夜道はやっぱり怖いということで、国道に出てみたらば、こんな深夜でも車はいっぱい走っているもんなんだな。
特にトラックが多くて、猛スピードで風を切って走っています。
その影響で、こちらにまで風圧がかかり寒さが身に染みてきました。
深夜にみる銀行のショーウィンドウで飾られたアンパンマン御一行様。
ちょっと悲しげにみえる。
あ〜、これは現実かな??
幻か。。。
頭がうつろな状態で歩を進める不思議な体験。
だんだん楽しくなってきている。
たまーに、人とすれ違うようになってきた。
ちょっと怖い。
「新聞配達員の人はこんな朝早くから頑張っているのだな」と、新聞紙をいっぱい積んだ自転車がとまっているのを見て、ひとりつぶやく。
「あともうすぐだ!!」とJR鶴見線国道駅を通過してブツブツ。
やっとことで最寄り駅近くに到着し、小腹がすいたのでコンビニへ。
入った途端、店員さんが元気な声で「おはようございます!!」
ああもうそうか、”おはようございます”か、朝なのかあ。
なんだか不思議な気持ちに。
家に着いても興奮冷めやらずで、現実に映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を見て、深夜の国道を歩いてきたのかと頬をつねりたくなる感じ。
まあまあ、こんな不思議体験はなかなかできるもんじゃないと、「人生おもしろい!! 生きているっておもしろ!!」と楽しもうじゃないですか〜
ああ、そういえば、昨日で『孤独のグルメシーズン8』が終わってしまった。
また、大晦日スペシャルはやるのかな??
やっぱり、やってくれそうだあ? わ〜い!!