日野原重明さん死去 105歳 現役医師

ずっとお元気でいてくれると思っていました。

なぜか分からないのですが、日野原先生は120歳くらいまで現役でずっとお元気でいてくれると そんな確信がありました。

クリスチャンということで、キリスト教の番組に出演されていたのも拝見し、あの優しいお顔を見るだけで、不思議な魅力によって、こちらまで笑顔にさせてくれました。

何かの番組で日野原先生が、「秋から冬にかけて病室に桜が満開の絵を飾っておくんですよ。その絵を見ながら、春になったら満開の桜をみましょうね。と患者さんに話すんです。」というようなことを話していました。

その絵を見ていると、本物の満開の桜を見たいという気持ちが大きくなり、治癒力が働き、病気も良くなっていくと話していました。

『病は気から』といいますが、気持ちのほうからも治療をしてくれているんだなと、そのお話を聞いた時は、とても感銘しました。
患者の気持ちまでも支えてくれる医師というのは、なかなかいないのではないでしょうか。。

90歳になるころからは、子どもたちが生と死に向き合えるミュージカル、「葉っぱのフレディ」をみずから企画し、国内外で公演を行ってきました。「葉っぱのフレディ」は、春に芽吹いた一枚の若葉「フレディ」が出会いや別れを通じて成長し、冬に散ってしまうまでの1年を見つめた物語です。

100歳をすぎても仕事の合間を縫って全国の小学校を回り、いのちの大切さについて語る活動を続けてきました。

このような活動により、日野原先生の気持ちを受け取った子供たちは、いのちの大切さを感じとり、思いやりのある温かい社会の実現につながっていけばいいなと思います。

日野原先生のご冥福をお祈り致します。

Praying for Time